あの日の屍越えられない。☆刮目せよ新時代の秩序を!                            

あの日見たウォーキングデッドの屍を僕はまだ越えられない

憶測とは。多分こうじゃないかなぁ、と思うこと。この憶測で動いて破滅していく男が一人。

S1-3「命を賭ける価値」

良かれと思ってなのか、本心から思ってなのか。リックの同僚にして親友のシェーン。リックの嫁サラに「リックは死んだ」なんて言ったら、もうそれはお付き合いフラグが立っていますよね。そうして新たな家族としてシェーン、サラ、リックの息子カールの三人で 採石所のコミュニティで暮らしています。そこに生きていたリックが訪れてきたもんだから。あら、大変。そりゃ、ごたつきだしますわな。だって、シェーンはサラのこと好きになっちゃったし、サラもその気でいたのに、死んだと聞かされた旦那帰ってきて、焦りますわな。おらは死んじまっただ!天国行っちまっただ!と神様に蘇生させられたわけでなく、ただ意識もどっての再開ですからね。サラにすりゃ内心、どうしよう?!てことですよね。

サラは、シェーンにもう私たち家族に関わってくれるな!と、一言。そりゃ無いぜ、あんたも俺といる時間楽しんでたろうよ。とぶつけようのない感情をシェーンは顔にありありと滲ませます。

リックが死んだと憶測で言ったばかりに…、もしかしたらシェーンは計算づくだったのかもしれませんが。それはシェーンにしかわかりませんね。すべて露呈した男の悲劇はここから始まっていきます。

もうね、そんな駄目駄目な大人たちに一言。

お前らよ…節操もてやぁ!パワーーーー!!ヤァァァァ!

せめて49日。我慢せえよ。大人ななんだしさ。息子もいるし、人目も無いわけじゃないのだから。時間をかけてつがいになれよ!というのは、終末の世に生きていない日本人の発想だからなのでしょうか。終末に生きるアメリカ人は隙ありゃヒャッホー!とレットイットビー!その場の空気感、感情に身を任せてしまうのでしょうね。

でもさ…それってさ…刹那主義の最たるものなわけじゃないですか………………。

あんたたちぃぃぃ!それってさぁ最高にイカしてるぜ!明日死ぬかも知れないわけだし、楽しむでよし!!一瞬のスパークだ!世界は回るんだ!!

なーるほど・ザ・ワールドォォォ!!

いいんだと思いますよ。思いのままに動いちゃって。んでその先に、あれ、間違ってたとありゃ。ごめんなさいと謝ればいいと思いますよ。終末の世界じゃなおのこと、しがらみなんてないんだから。帰ってきたリックに、

「お帰り、帰ってきてくれて本当にうれしいわ!けれどもね、あなたが死んだと思ってシェーンといい仲になっちゃったのよ!ここはどうだろう、新秩序の元、一婦多夫制を導入してみるのは!!」

とでも、ぶちあげりゃいいんですよ!!リックがそこでなんというかは彼次第!イエス!!か、ノオオオオォォォォォ!!か無言で頭を剃り上げ、無言の出家スタイルからの出奔という場合もあるかもしれない。いいじゃないの。結果は。

ということで、

世界が終わっても49日はお控えなすって!控える気がなきゃ明け透けに!

これも一つの家族の形ですわな。分断してもそれは家族です。お大事に」。

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