ラーーーーームゥゥゥーーーーーちゃぁぁぁん！！！
はい、映画「ラム」ですね。勿論、虎柄ビキニの放電少女は出やしません。羊のほうですからね。
まぁ要は、冬の夜に謎の影、産気づいた羊が出産して、その羊の子を人間の飼い主が育てる不思議、そして不幸になっちまう夫婦！！
な話ですね。まずね、風景が壮大ですよ。山の裾野に広がる草原、そこで牧羊をしている夫婦。あんな暮らしは何だか体に良さそうですね。不便なことも多々ありそうですが。
何だか影がある夫婦なんですよね。仲は悪くなさそうなのですが。まぁ、それはさておきまして。産まれた羊を御包みで巻き巻きしまして大切そうに、湯浴みもしながらそれはもう我が子のようにイイコイイコ！ですわ。しかしここで思うに、高い高いはやっていませんでした。あれは日本特有の赤子のあやし方なのでしょうか？まぁ、危ないですわな、バスケットのプレイボールと見紛う程、天高く赤子を放り投げるわけですから。あ、でも、生まれたばかりの赤子にはまだ早いですね。首ガックガクですものね。あれは幼年期に体もしっかりしてからのあやかし方です！
で、急な車の登場、拉致された人間？がリアハッチから寒そうな荒野に捨てられます。その姿、グレート義太夫かと見紛うほどのガタイと革ジャン！！ガタイがいい人が革ジャン着ているから義太夫か？！まぁ、不穏な奴が手荒に捨てられて登場です。不法投棄のように人が捨てられていきます、それはもう邪険に。
夫婦の家の納屋？らしきところにたどり着き、無断で一夜を明かします。これは侵入者からの事件か！！と思いきや、こちらのグレート義太夫革ジャン。夫の弟でした！！熱い抱擁。
久しぶりの再開、弟義太夫のほうが老けて見えるのは、ご愛嬌。
んで、兄夫婦が育てているのか、半人半羊と気づいて、おいおい何を育ててんだよと。心配？不安？大丈夫かよ？って感じの空気感になっていきます。
で、昔のビデオを皆でみだすのですが、この義太夫風弟。革ジャン着ているのに昔はテクノミュージシャンだったようです。革ジャンなのに。ゴリゴリのガレージパンクのほうがガタイ的にも良かったなぁ。ちょっと残念でした。まぁ、今革ジャン来てるだけで、昔は違ったのかもしれませんしね。長渕剛もはるか昔はフォーク路線でしたし。あの時はあの時でとても良かったなぁ。まぁ、人は変わるのです！
ここから、いろいろとありましてね。散歩中バキューンで探してエーンエンの子供攫い発生ですわ…。
もうね、半人半羊がでてくるところで不思議なお話と覚悟はふんわりできるのですが、締めにかけてそのふんわりは爆速でギアを入れなおさなければいけませんでした。
ちっちゃいのがいれば、おっきいのもいるもんですよね！！
少年から大人へ。アダルトフロムキッズ！！
はい。「ラム」は荒涼とした北国の大地を感じれる良作です！襟を立てて歩きたい！そんな気分の人には良いかもしれません！吹雪強めなので！
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